つなブロ

青年海外協力隊として、ナミビアの大西洋に面した街ヘンティスベイで町づくりの手伝いをしています。協力隊活動に関すること、ナミビアでの生活に関すること、自分の住む街や訪れた街に関することなどいろんなテーマについてお伝えできればいいなと思ってます。

ナミビアの携帯電話会社MTCについてまとめてみた!

こんにちは。

 

今さらなんですが、ナミビアの主要携帯電話会社であるMTC(Mobile Telecommunications Limited)についてまとめようと思います。ナミビアへ赴任予定の新隊員さんやナミビアを旅行される皆様の参考になれば幸いです。

 

※ここに書いた情報は2017年8月時点のものですので、本ブログをご覧になった時期によっては古い情報となっている可能性がありますことご了承下さい。

 

通信速度について

通信速度についてですが、最近は首都のWindhoek(ウイントフック)やSwakopmund(スワコップムント)などの大都市以外のエリアでも4Gが使えるようです。詳しくはMTCの窓口で聞いてみて下さい。しかしながら一般的にはやはり3G(H)以下のエリアが多いですね。当然のことですが、ナミブ砂漠に行けば圏外ですし、町からちょっと離れれば2Gや圏外になります。旅行される方はSIMでの通信と宿泊される宿やフリースポットなどでのWi-Fiを併用されるのが一番良いかと思います。

  

SIMカードについて

SIMカードはMTCの店舗で購入できます。SIMカード自体はすごく安くてN$7で購入できたと思います。SIMは3種類のサイズ(標準SIM, micro SIM, nano SIM)に対応していて、自分の携帯に合わせてカットできるようになっています。

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それから4G(LTE)対応のSIMとそれ以外の通常のSIMの2種類がありますので、4G圏内に住む、あるいは滞在予定の人で高速通信を利用したい場合には4G対応のSIMを申し込んでも良いかもしれません。参考までに私の住むヘンティスベイは4Gエリアではないですが、H(ハイスピード)で遅いと感じたことはこれまでほとんどないですね。

 

SIMをSIMスロットに入れて電源を立ち上げると、PIN番号を聞いてきます。SIMカードをはずした外側の型の方に4桁PIN番号(PIN1)が書かれているのでそれを入力します。3回間違えるとロックがかかってしまうので注意が必要です。

 

チャージの方法

通信はプリペイド方式になります。あらかじめ一定金額のバウチャー(エアタイム)を購入して、携帯(SIM)にチャージする方法を取ります。リチャージバウチャー(エアタイム)は、MTCの店舗、ガソリンスタンドや郵便局、食料品店など色々なところで購入することが可能です。取り扱いのあるお店は下の写真のようにMTCのマークがあるので簡単に分かります。

 

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ほとんどの店舗では写真のようなバウチャー発券機が置いてあるので簡単に購入できます(注意:バウチャー発券機で購入する場合おつりは出てこないので、購入したい金額分の細かいお金がない場合はレジなどで両替をしてから、購入したい金額相当分のお札を入れるようにして下さい!)。

 

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発券機が置いてないところでは、窓口やレジなどで購入できると思います。迷った場合には「MTCのエアタイム(あるいはリチャージバウチャー)を購入したい」と言えば通じると思うので、お店の人に聞いてみて下さい。

 

リチャージバウチャー(エアタイム)にはスクラッチタイプ(コインなどで削るタイプのやつ)のものとレシートタイプのものの2種類あります。

 

クラッチタイプのバウチャー。裏側がスクラッチになっているのでコインで削ると番号が書いてある。

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レシートタイプ。PIN CODEと書かれた番号がチャージに使用するもの。

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どちらのタイプもチャージの方法が書いてあるのでそれに従います。一応書いておきますと、主なチャージの方法は次の2種類(後述するアプリを使う方法もあるので、それを含めると3種類)です。

 

1.*132*○○○○(#入りのバウチャー番号)○○○○#とダイヤルする

2.132に○○○○(16桁のバウチャー番号)○○○○をショートメールする

 

エアタイムの残高やSIMの有効期限を確認する方法!

現在いくら分のエアタイムが残っているかを確認するには*131#とダイヤルします。そうすると例えば次のような表示を見ることができます。

 

You have: Tango per second

Balance is 16.85, Free Units:135SMS, 0 money, 0MB data,0 seconds. Lifetime until 04/11/2017

 

Balanceのところが残りの金額ですね。それから大事なのが有効期限です。3か月間リチャージせずにいるとSIMが無効となるのでこまめにチャージする必要があります。

 

APN(Access Point Names)設定について

一部の携帯では手動でAPN(Access Point Names)設定をする必要があるようです。MTCの窓口でも設定はしてくれないので自分でする必要があります。ほとんどの携帯は設定のモバイルネットワークにAPNを設定できるところがあると思いますので、そこでName➡MTC Internet、APN➡internetと入力してみて下さい。その他のUsernameとPasswordをはじめとする項目は空欄でよいです。それでつながるかと思います。

 

便利なMTCアプリ

MTCにはアプリがあるので、スマホの場合にはそれを使うととても便利です。アプリストアでMTC Namibiaと検索するとすぐ出てくると思います。

 

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このアプリを使うとエアタイムの残高がすぐに確認できます。

 

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また無料通話時間や無料SMS数、無料データ通信量などが色々と組み合わさった数種類のプラン(Awehサービス)を選択、購入することができます。このAwehサービスは1週間のプランで、1週間ごとに買う必要があります。

 

私がよく使うのはAweh O-Yeahというプランで、これは自分で無料通話時間や無料SMS数、無料データ通信量を決めることができるものです。このAweh O-Yeahで無料データ通信量を最大の2Gにして購入し、いつもインターネットをしています。 最低2種類以上の項目を選ばないといけないので、SMSを最小の100に設定しています(これが一番安い)。

 

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このAwehサービスのプランは色々あるので、ご自身の状況に合わせて購入すればいいかと思います。私のように通話などほとんどせず、インターネットだけ使いたい方はAweh O-Yeahがお勧めですね。

 

また前述しましたが、このアプリでチャージすることもできます。Pre-Paid Servicesの中にRecharge Voucherのボタンがあるのでそれをクリックすると番号を入力するところがあるので、そこにバウチャー番号を入力すると簡単にチャージできます。

 

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まとめ

今回はナミビアの主要携帯電話会社であるMTCについてご紹介しました。SIMカードの種類や通信速度、リチャージの方法やデータ通信などの各種プラン等ナミビアへ赴任予定の新隊員さんやナミビアを旅行される皆様の参考になれば幸いです。

 

それでは今回はこのへんで。

 

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