骸骨海岸の名がつく国立公園に行ってきた!
先日私の任地ヘンティスベイから北に130kmほどのところにある「スケルトンコースト国立公園」に行ってきました。
「スケルトンコースト」を日本語で言うと「骸骨海岸」なわけです。
この不気味な名前の由来をインターネットで調べてみると以下のように書いてありました。
『スケルトン・コースト=骸骨の海岸』は、昔この沖合では強い濃霧や潮流のせいで座礁する船が多く、運良く陸にたどり着けてもさらに続く広大な砂漠の大地からは生きて抜け出すことが出来なかったことから名付けられました。
入り口ゲートにはシンボルである骸骨の絵、そして海岸には座礁した船の残骸やクジラの屍などが多く打ち寄せられていて、どこか不気味な雰囲気を醸し出しています。Trip Namibia HPから引用
その入り口のゲートがこちらです。
骸骨の絵があって、いかにもって感じです。今回はそんなスケルトンコーストに行ってきた時のことについてご紹介したいと思います。
スケルトンコーストの位置
スケルトンコーストは以前ご紹介したケープクロス(Cape Cross)よりもさらに75kmほど北にある海岸です。入り口のゲート以北一帯がスケルトンコースト国立公園となっています。
任地ヘンティスベイ以北には観光客のための宿泊施設(Cape Cross lodge, Terrace Bay lodge)は有るんですが町はなく、そのロッジを運営する人たち以外住んでいる人たちはいません。そんな人が住みつくこともできない過酷な状況もスケルトンコーストの名前を際立たせるのに一役買っているのかもしれません。
スケルトンコースト国立公園内に入るにはパーミッションを取る必要があります。今回はツアーで行ったのでいくらかかったかは分かりませんでしたが、事前に取る必要はなく入り口にある事務所で書類に記入して必要金額を支払えばOKのようです。
殺風景な海岸に沈没船の残骸
スケルトンコーストにはその昔座礁した船の残骸が残ってました。写真の船は1970年代に座礁したものだそうです。かなり朽ち果てていました。
他にも座礁船があるかと思っていましたが、私の行ったときは写真の船の残骸以外には見つけることはできませんでした。スケルトンコーストは南北に長いのでもっと北上すれば見つけることができたのかもしれません。時間の関係で入口のゲートを入って車で30分くらい走ったところにある座礁船だけを見てきました。
実はスケルトンコースト国立公園に来る前に道中でしっかり形の残っている座礁船を見てきていました。この座礁船のある場所は任地ヘンティスベイよりも南にある所でスケルトンコースト国立公園ではないんですが、観光客にはこちらの方がいいようです。
しっかり船の形が残っていて船体のいたるところに黒い海鳥がとまっていました。結構不気味な雰囲気が漂ってました。この場所は観光地化していてナミビア人の売り子が数名天然石を売っていました。
この海岸の入口にはこんなものも。ここは厳密にはスケルトンコーストじゃないんですが(笑)
以上、今回はスケルトンコーストについてご紹介しました。といっても座礁船を紹介しただけになってしまいましたが(笑)。今回観光した感じではそれがスケルトンコースト観光の目玉のようでした。
しかしながらこのスケルトンコースト国立公園を含めた海岸線一帯。座礁した船を撤去せずに観光の目玉にするところがすごいですね。
まとめ
今回は「骸骨海岸」の名のつくスケルトンコーストについてご紹介しました。このスケルトンコーストは任地より北に130kmある国立公園で、その名は昔強い濃霧や潮流のせいで座礁する船が多く、運良く陸にたどり着けてもさらに続く広大な砂漠の大地からは生きて抜け出すことが出来なかったことから名付けたそうです。
スケルトンコースト国立公園内に入るにはパーミッションを取る必要がありますが、事前に取る必要はなく、入り口のゲートにある事務所で書類に記入して必要金額を支払えばOKのようです。
公園の入り口には骸骨の絵がついたゲートがあり、公園内にはその昔座礁した船の残骸が残っていました。どんよりとした曇り空のせいもあっていかにもスケルトンコーストって感じが漂っていました。
ナミビアに来られた際には以前ご紹介したオットセイの群生地ケープクロスと合わせて行ってみてはいかがでしょうか。
以上、今回は骸骨海岸の名がつくスケルトンコースト国立公園についてご紹介しました。
スケルトンコーストからの帰りに、海岸線全体を見渡すことのできる小さな山に登ってきました。それまで曇り空がうそだったかのように雲ひとつない快晴で最高の景色でした。座礁船だけじゃ寂しいので(笑)。
それでは、このへんで。
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