つなブロ

青年海外協力隊として、ナミビアの大西洋に面した街ヘンティスベイで町づくりの手伝いをしています。協力隊活動に関すること、ナミビアでの生活に関すること、自分の住む街や訪れた街に関することなどいろんなテーマについてお伝えできればいいなと思ってます。

任地ヘンティスベイ市長逮捕の衝撃!

こんにちは。

 

さてさて先週の月曜日のことなんですが、私の任地ヘンティスベイに衝撃が走りました!朝出勤してみるといつものように同僚たちが集まって話をしていたんですが、何やらいつもよりも話がエキサイトしていたので彼らの輪に加わってみました。すると、

 

「先週の金曜日に市長が逮捕されたらしい!」

 

衝撃の話が耳に飛び込んできました。どうやら先週の金曜日の夜に逮捕されたらしく、週末にテレビのニュースで報道されたようでした。

 

今日は私の任地ヘンティスベイの市長が逮捕された件に関してお伝えしようと思います。

 

気になる罪状はなんと・・・・家畜泥棒!

市長ともあろう人が家畜泥棒!うそでしょう?と耳を疑いたくなるかもしれませんが、どうやら本当のことのようです。新聞やテレビの報道によると市長は金曜日の夜に住民からの通報で駆け付けた警察に逮捕されたそうなんですが、何でもどこかのファームで家畜を盗んではその肉を売りさばいてビジネスをしていたそうです。

 

どこで盗みを行っていたかは調査中とのことですが、夜間にファームに入って家畜を盗み、それを1頭あたり4000ナミビアドル(日本円で約35000円程度)で売っていたそうです。市長一人でこんなことはできないと思うので仲間がいたと思われますが、今のところまだ捕まっていません。

 

どこの国でもそうかもしれませんが、ナミビアでも牛やヤギなどの家畜は財産として大事に扱われています。仕事がなくても家畜さえいれば肉や乳製品を売って収入を得ることができるからです。そのため今回のような家畜泥棒もナミビアでは主要な犯罪のひとつになっているようです。

 

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市長逮捕のその後!

逮捕後の週明けの月曜日に隣町のスワコップムントの裁判所に出廷した市長はとりあえず保釈金4000ナミビアドルを支払って釈放されたそうですが、今後この件に関してさらなる調査が行われて来月裁判が開かれるそうです。

 

この裁判の判決次第で、市長が交代することになるかもしれません。

 

まとめ

今回は私の任地ヘンティスベイの市長が家畜泥棒の罪で逮捕されたことをお伝えしました。市長とはたまに顔を合わす機会があって、その時はいつも笑って声をかけてくれていたすごくいい感じの人だったんですが、そのギャップもまた衝撃でしたね。給料も結構もらっている市長ほどの人がなぜ家畜泥棒をしなければならなかったのか。そのあたりも裁判で明らかになってほしいものです。

 

それでは今回はこのへんで。

 

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