必見!日本紹介あるいはお祭りで段ボール神輿を作りたいけど作り方が分からない!そんな皆様に寸法図・組立動画を公開します!
ナミビア北部の町Ongwediva(オングウェディバ)。この町で毎年ナミビア最大級のトレードフェアが開催されています。我々ナミビア隊員は毎年このオングウェディバ・トレードフェアに参加して日本文化紹介を行っています。前回のブログでご紹介した通り、今年も参加してきました。
そのオングウェディバ・トレードフェアなんですが、隊員みんなで役割分担をして準備を進めています。その役割の一つが今年私の担当(所属)していた大道具班で、日本紹介で使う道具や素材(割と大きなもの)を調達したり作ったりします。今年、その素材のひとつにお神輿を作るという案がありました(結局そのお神輿案はなくなり作らずに終わりました)。
当然ながらド素人が作る神輿ですので、本格的なものは費用や時間、技術的に無理です。簡単に出来てなおかつ我々の日本紹介ブースに足を運んでくれるお客さん(特に子供たち)が担げるように軽くなくてはならないわけです。そうなると段ボールで作るお神輿が最適となるわけです
そこで段ボール神輿についてインターネットを色々と検索してみましたが寸法や作り方の手順などが載っているページを見つけることができなかったので、今回自分で設計してみました。設計に使用したのは3D CADソフトです。3次元で設計したので視覚的に分かりやすいかと思います。
これが設計した段ボール神輿!
以下が設計した段ボール神輿のキャプチャー画像です。
まずは全体画像です。
下からの画像です。
真上からです。
そして真横からです。
作り方はいたって簡単で、段ボールから各パーツを切り出して、テープやのりなどを使って組み建てるだけです。色は各パーツに切り出した段階で組み立てる前に色紙を貼るなり、ペイントすればよいかと思います。それから神輿のてっぺんには本来鳳凰(フェニックス)があるんですが、さすがにそれは難しいので設計していません。しかしながら神輿のてっぺんに何か置けるようにはしておいたので、例えば既製品の置物などを設置することも可能です。あるいは紅白縄をてっぺんから担ぎ棒に結んでおいて、鈴や提灯をぶら下げておくのも手かと思います。
それから担ぎ棒だけは木で制作することを考えていますが、それ自体も段ボールで作ってしまってもよいかと思います。担ぎ棒と本体は土台底に穴を開けて紐などで結わえて固定すればよいかと思います。
段ボール神輿の組立手順動画!
紹介した画像だけでは分かりづらいと思うので、神輿がどのようなパーツで構成されていて、どのような手順で組み立てていけばよいのかが分かる動画を作成しましたので、組み立てる際の参考にしていただければと思います。動画は神輿を一度各パーツに解体して再度組み立てる流れになっています。
段ボール神輿の寸法図面
以下は段ボール神輿の各パーツの寸法図面です。ダウンロードするなりして自由にご参照下さい。
まとめ
今回は日本紹介や地元のお祭りなどで使うことができる段ボール神輿についてご紹介しました。段ボール神輿は低コストで簡単に作成することができ、かつ軽量であるため子供たちにも楽しんでもらうことが可能です。今回ご紹介しました神輿に紅白縄や鈴、提灯などを飾るとさらに神輿らしくなるかと思います。私が設計した段ボール神輿が皆様のご参考になれば幸いです。
それでは、今回はこのへんで。
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