つなブロ

青年海外協力隊として、ナミビアの大西洋に面した街ヘンティスベイで町づくりの手伝いをしています。協力隊活動に関すること、ナミビアでの生活に関すること、自分の住む街や訪れた街に関することなどいろんなテーマについてお伝えできればいいなと思ってます。

ナミビアにもある塩の道とは?

日本で塩の道と言えば、その昔海から塩や海産物を内陸に運ぶのに使われた道(あるいは内陸から山の幸や木材や鉱物などを海に向けた運ぶのに使われた道)ってことですよね。

 

そんな塩の道ですが、ナミビアにもあるんです。今回はその塩の道についてご紹介したいと思います。 

   

ナミビアの塩の道って?

ナミビアにある塩の道は、地面に海水を撒いてその塩分で固めた簡易舗装の道のことなんです。ナミビア第二の都市であるスワコップムントから大西洋沿いに北に延びるC34の道路は塩の道になっています。一見アスファルト舗装のように見えるんですが、塩の道だそうです。確かにアスファルト舗装にしては薄いし、ところどころ砂の地面が見えているんですよね。

 

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このC34の道路沿いには塩の精製所や塩の無人販売所がいくつかあるんですが、海沿いで海水を簡単に取ることができることと乾燥した気候が塩を作るのに絶好の環境のようです。 ソルトパン(Salt Pan)も見ることができます。

 

それにしても海水を撒いてその塩分で地面を固めるなんてすごい発想ですよね。この塩の道沿線はナミブ砂漠に位置していて地面は砂なんですが、確かに砂は締固めるのが難しいのでいい方法なのかもしれませんね。

   

まとめ

今回はナミビアにある塩の道についてご紹介しました。ナミビアにある塩の道は、地面に海水を撒いてその塩分で地面を固めた簡易舗装の道のことです。ナミビア第二の都市スワコップムントから大西洋沿いに北に延びるC34の道路がその塩の道になっています。

 

地面に海水を撒いてその塩分で固めて車の走れる道路を作る方法があるなんて、こちらに来て初めて知りました。職業柄ちょっと感動しましたね。日本でもこの方法を取り入れたらコストが抑えられていいと思いますが。仮設の道路とか。

 

ただ塩分なので錆びとかコンクリートの劣化とかが問題になるので、採用できるところは限られてくるかと思いますが。

 

以上、今回はナミビアにある塩の道についてご紹介しました。

 

それでは、このへんで。

 

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