ごみ問題のリアル Part2
こんにちは。今日はまたゴミ問題について書いてみたいと思います。ヘンティスベイの各家庭には役場から写真のようなホイールのついたゴミボックスが支給されています。
住民は市販されている黒色のポリ袋に溜まったゴミをまとめてからそれをゴミボックスに入れ、エリアごとに決まったごみ収集日にゴミボックスを家の外に出しておくと、ゴミ収集車が回収してくれるシステムになっています。収集したゴミは郊外にあるダンピングエリア(ゴミ捨て場)に運ばれ、焼却、埋め立てされることなく、ただ捨てられています。そのあたりは以前のブログをご参照下さい。
私の家は集合住宅の中の1棟なんですが、ゴミボックスは1棟につき1つではなくて集合住宅の住民全員で共有するシステムになっており、役場からは4つのゴミボックスが支給されています。集合住宅は全部で13棟あって、私以外は全員家族で住んでいるのでゴミも結構たくさん出ます。そんな状況もあって色々とうまくいっていないことがあります。今日はそのあたりのことを書きたいと思います。
ごみ収集のルールは無視!意識の低い住民たち
はじめに書きましたようにゴミは市販されている黒いポリ袋に入れてからゴミボックスに投入する決まりになっています。しかしながら私の住む集合住宅の住民たちはそんなルールは守りません。スーパーのレジ袋に入れるのみか、ひどい人はゴミをまとめずにそのまま投入する人もいます。そんな感じなのでゴミがボックス一杯になってくると飛散して周囲に散らかってしまいます。市販されているゴミ袋はそんなに高いものではなく、集合住宅に住んでいる住民はそれを購入することができないほどの貧困ではないと思います。みんなやっているから自分もという意識なのか分かりませんが、本当にひどいありさまですね。
ごみが散らかってしまっても気にも留めない住民たち!野良犬が集まり悪環境に!
13棟に4つのゴミボックスが少ないのもあるんでしょうが、それにしても1週間もしないうちにすぐに4つのボックスが満杯になります。そうなると必然的にゴミ袋にまとめていないゴミは散らかってしまいます。
写真のような状況はほとんど毎週起こります。そんな状況に慣れてしまったのかは分かりませんが状況を改善しようとせずに住民たちは傍観です。そんな散らばったゴミに野良犬が群がり特に子供たちにとって危険な状況になっています。ごみを減らす努力をする、決められたごみ袋を使うなどできることは色々あるんですが、やろうとはしません。どうしたものでしょうか。
決められた収集日に収集にこない役場!
それでも役場がきちんと収集に来てくれればとゴミがなくなって綺麗になるので問題ないのですが、決められた収集日に来ない時(週)があって、その場合は最悪ですね。当然ながら満杯のゴミボックスにはそれ以上のゴミを入れるスペースがないのですが、住民たちはボックスの蓋を開けたままにしてさらにゴミを積んでいき、それからはボックスの外にゴミを置きだす始末です。その週のゴミは家の中に置いておくとか、役場に収集を要望するようなことはありません。そうなると野良犬が外に置かれたゴミをあさって散らかりものすごいことになります。散らかったごみによって敷地内は醜いことになっているんですが、誰かが掃除すると思っているのか誰も綺麗にしようとはしません。役場が決められた日に収集に来ない理由は、収集車の故障で手が回らないなど色々とあるようですが、たとえ数日遅れたとしても翌週に回さずに回収して欲しいものです。
まとめ
今回は私の住む集合住宅でのゴミ問題について書いてみました。住民それぞれのゴミに対する意識が低いのもあるんでしょうが、誰かがやるだろうとかみんなやっているから大丈夫だろうという集団心理によって生み出されている状況もあるかもしれません。ただ住民の中には散らかったゴミを掃除したり、野良犬が入ってこないようにゲートを閉めたり、役場に収集を要望したりしている意識の高い人もいるようです。いずれにしても住民全員がこの状況を問題と感じないとその解決には向かうことができないと思います。少しでもいい方向に向かうといいのですが。
それでは、今回はこのへんで。
ここまでお読みいただきありがとうございます。ブログランキングに参加しています。下記クリックしていただけると更新の励みになります。
↓↓↓↓