設計が必要な技術系隊員にお勧めする無料CADはこれ!
道路や上下水道の設計図、レイアウト図、町の区画割り図、建物の構造図など、町のインフラや建物を管理するにはこれらの図面は必要不可欠です。対象物の寸法や位置、構造、使用する材料などが記載されたこれらの図面によって、私たちはインフラや建物を建設することができ、また維持管理をすることができます。これらの図面は設計ソフトウェアであるCAD(Computer Aid Design system)を使って作成します。こんなソフトです。
私のような任地のインフラ整備を補佐する活動にはやはりこのCADソフトは不可欠です。土木隊員以外にも建築隊員の方、機械や電気関係の隊員の方もおそらくは活動の中でちょっとした図面やレイアウト図などをCADソフトを使って書きたいな、といった場面があるのではないでしょうか。
しかしこのCADソフト。実はかなり高価なもので、例えば有名なAutodesk社のAutoCADなんかは1年間のライセンスを買うだけで数十万円もします。当然ながらそんな高価なものは買うことができません。しかしながら最近になって無料でありながらも、そんなAutoCADとほとんど操作性が同じであるCADソフトが登場したのをご存知でしたでしょうか?今回は自分も使っているそのCADソフトをご紹介したいと思います。
お勧めする無料2次元CADソフトはDraftsight !
2次元の無料CADソフトはいくつかありますが、私が試した中ではDraftsightが操作性を含めて1番よかったですね。その最大の理由はAutoCADとほとんど変わらない点とDWGやDXFなどのファイル形式に対応していることですね。私は会社員時代AutoCADを使っていたので操作性が似ているDraftsightはとても使いやすく、すぐに覚えることができました。また町のインフラの設計を請け負うコンサルタント会社はそのほとんどがDWGやDXFのファイル形式を扱っているのでやり取りをするのにこのDraftsightはとても便利でしたね。もちろん個人差があるので一概には言えませんが、ネットで検索してもかなりの高評価を得ているようです。
Draftsightの概要
1.システムの作りや操作性がAutoCADとほとんど同じである。
2.DWGやDXFのファイル形式を扱える。
3.Windows、Mac、Linux全てのOSに対応している。
4.インストール時とその半年後、それ以降1年ごとにアクティベーションが必要。
5.操作マニュアルやトレーニングビデオがある。
6.英語や日本語、その他いろいろな言語に対応していて、ほぼ全ての協力隊の任地で使用可能。
7.バージョンアップも当然ながら無料でできる。
8.サポートがしっかりしている。バージョンアップや修正プログラムのインストールなどの連絡も適宜メールでくる。
ほんとこんなに利点があって無料なんだから驚きです。今時2次元のCADソフトは無料が当たり前なんですかね。その他詳しく知りたい方は下記リンクDassault Systems社ホームページからどうぞ。
https://www.3ds.com/ja/products-services/draftsight-cad-software/
まとめ
今回はちょっと専門性が強いマニアックな記事になってしまいましたが、私がお勧めする無料の2次元CADソフトDraftsightをご紹介しました。AutoCADとほとんど同じであることやDWG、DXFなどのファイル形式に対応しているなど、色々な利点があって無料なのは本当に驚きです。今まで使用していますが困ったことは1度もないですね。2次元のCADソフトはDraftsightを使っていれば間違いないと思いますね。技術系隊員の皆様に参考にしていただければ幸いです。
それでは今回はこのへんで。
ここまでお読みいただきありがとうございます。ブログランキングに参加しています。下記クリックしていただけると更新の励みになります。
↓↓↓↓