つなブロ

青年海外協力隊として、ナミビアの大西洋に面した街ヘンティスベイで町づくりの手伝いをしています。協力隊活動に関すること、ナミビアでの生活に関すること、自分の住む街や訪れた街に関することなどいろんなテーマについてお伝えできればいいなと思ってます。

緊急朝礼の実施

ヘンティスベイ役場では何かあると緊急の朝礼が開かれます。たいていは役場のトップであるCEO(Chief Executive Officer)が招集するんですが、始業開始時間の8:00に職員全員を会議室に集めて話をします。今日は先日の開催された緊急朝礼についてお話したいと思います。

 

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会議で使われる言語について

全員出席の会議では、主として第二言語であるアフリカ―ンス語が使われます。ヘンティスベイはナミビア各地から色々な民族が集まっている町で、当然ながら役場の従業員も色々な民族から構成されています。従業員の中には公用語である英語を理解することができない人もいます。各民族はそれぞれの民族の言葉(現地語)を使うんですが、唯一アフリカーンス語はみんな使うことができるんです。なのでアフリカーンス語が使われています。全く何を言っているのか分からない私のために英語で補足が入れられます(笑)。

 

遅刻と飲酒

その朝礼はCEOの意思を伝える場となるんですが、先日の朝礼では見出しのとおり、遅刻と飲酒に関する話がありました。ひとつ目の遅刻についてですが、CEOいわく結構な人が始業開始の8:00になっても役場に来ていないとのことでした。ヘンティスベイ役場では従業員の勤務時間の管理に指紋認証の機械を導入しています。すごく近代的で初めて見たときはすごく驚きました。アフリカにこんなものがあるなんて。

 

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遅刻なんてアフリカンタイムで当たり前だと思っていましたが、CEOの考えは違うようです。時間を守ること。その重要性を何度も話していましたね。正直アフリカに来てこんな話を聞くことになるとは思いませんでした。これからみんなちゃんと時間を守るようになるのかになるのか楽しみです。

 

それから飲酒の話です。CEOいわく勤務時間中にアルコールを飲んでいる人がいるという報告を受けたそうです。ヘンティスベイ(ナミビア全土)のロケーションと呼ばれる区域にはシャビーンと呼ばれるバーがあるんですが、日中でも開いているんですよね。こんな感じのお店です。

 

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勤務時間中にアルコールなんて日本では考えられないですが、こちらでは割とあることですね。思い当たる人が何人か浮かびます(笑)。給料日の日はみんな仕事を休んで、シャビーンで飲んでいますね。まあこの場合は休んでいるから問題ないのかもしれませんが。あとは仕事中に酒屋に行って酒を買っている人もいるようです。ナミビアの人は本当にお酒が好きですね。休みの日は昼間から飲んでいる姿をよく見かけます。嗜む程度ならいいんですが、酒きっかけで喧嘩が発生するほど飲む人が割といるので問題ですね。このCEOの言葉でどこまでみんな立ち直るのか今後が楽しみです。

 

まとめ

今回は先日行われた緊急朝礼についてご紹介しました。朝礼では役場のトップであるCEOが遅刻や勤務時間中の飲酒など従業員の勤務に対するモラルが欠けていることを話していました。アフリカだろうがどこだろうが、時間を守ること勤務中に酒を飲まないことは常識なんですね。今回のCEOの話を受けて、どう変わっていくのか楽しみなところです。

 

それでは今回はこのへんで。

 

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