つなブロ

青年海外協力隊として、ナミビアの大西洋に面した街ヘンティスベイで町づくりの手伝いをしています。協力隊活動に関すること、ナミビアでの生活に関すること、自分の住む街や訪れた街に関することなどいろんなテーマについてお伝えできればいいなと思ってます。

世界最大級のオットセイの生息地Cape Crossへ!

私の任地ヘンティスベイから北に約50kmのところにCape Cross(ケープ・クロス) はあります。ここは世界最大級のオットセイの生息地として有名で、多くの観光客が海岸線を覆う数えきれないほどのオットセイを見るためにその場所を訪れています。そしてこのCape Crossですがオットセイだけではなくナミビアの歴史的にもとても重要な場所となっています。

 

 

 

今回はこのCape Cross についてご紹介したいと思います。

 

歴史的に重要なCape Cross(ケープ・クロス)

Cape Crossを日本語で書くと「十字架岬」となります。その名の通りこのCape Cross には、十字架が立っています。

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Cape Crossポルトガルの探検家であるディオゴ・カンが1486年に初めてヨーロッパ人としてナミビアに上陸した場所で、その上陸記念とポルトガル領として知らしめるため、写真のようなパドランと呼ばれる石柱を立てたそうです。

 

このようにCape Cross(十字架岬)はヨーロッパ人がはじめて上陸した歴史的に重要な場所になっています。

 

Cape Cross 自然保護区への行き方

オットセイの群れを見ることができるCape Cross は自然保護区となっています。google map で調べるとCape Cross Seal Reserveと出てきますが、オットセイの群れを見ることができる場所は位置がちょっと違いますね。そこではなくてCape Cross Bayの南端、Cape Cross lodgeのほうにあるのでそこは注意ですね。といってもC34、D2301の道路を北上していくと道路の左側にCape Cross の標識があるのでそこを左折すれば目的地に到着しますのでご心配なく。

 

Cape Crossへの道中に塩の結晶を売っている無人の販売所があります。車で走っているとあちらこちらに無人販売所があるので立ち寄ってみるのもいいかもしれません。下の写真のような感じで売っています。どれがN$100でどれがN$500なのか分かりませんが(;^_^A

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Cape Cross Seal Reserveの入り口からちょっと行くと受付があるのでそこで入場料を支払います。受付の建物にはトイレもついていました。

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ナミビア人はN$30、外国人はN$80となっていました。10人以下の車が1台あたりN$10でしたね。私はJICAボランティアの仲間1人とその友人の3人でタクシーをチャーターして行ったので、ナミビア人の運転手1人(N$30)と日本人3人(N$240)と乗用車1台(N$10)で全部でN$280でした。料金は下の通り。

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受付の建物から車でちょっと行くとオットセイの生息地に目的地に到着します。駐車場があってそこに車を止めて歩いてオットセイを見に行きます。「VIEW POINT」と書かれた看板の先に木板で組まれた遊歩道があるのでそこを歩いてオットセイの群れを見ることができます。

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数えきれないほどのオットセイの群れ

海岸線には本当に数えきれないほどのオットセイの群れがいましたね。砂浜に寝そべっているオットセイ、海で泳いでいるオットセイ、遊歩道の下にいるオットセイ。。。写真では見たことがあったんですが、実際に見るとほんと驚愕の数でしたね。それと強烈な臭いと鳴き声でしたね。

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昔使われていたであろう休憩所っぽい建物もオットセイに占領されてました(;^_^A

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まとめ

今回は世界最大級のオットセイの生息地であるCape Crossについてご紹介しました。Cape Crossには本当に驚くほどの数のオットセイがいてすごかったですね。一見の価値はあるかと思います。そして歴史的にも初めてポルトガルの探検家ディオゴ・カンがヨーロッパ人として初めて上陸した重要な場所であることをご紹介しました。オットセイを見るだけでなく立っている十字架の近くに歴史的な説明書きもあるので一読してみるとよいかもしれません。

 

それでは、今回はこのへんで。

 

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