つなブロ

青年海外協力隊として、ナミビアの大西洋に面した街ヘンティスベイで町づくりの手伝いをしています。協力隊活動に関すること、ナミビアでの生活に関すること、自分の住む街や訪れた街に関することなどいろんなテーマについてお伝えできればいいなと思ってます。

首都Windhoekへの鉄道の旅

先日首都ウイントフックに一度乗ってみたかった夜行列車で行ってきました。今日はナミビアのトランスナミブ社が運営する鉄道の旅についてご紹介したいと思います。

 

経路は下記のようにスワコップムントから首都のウイントフックまで。鉄道の経路図が出なかったので車の経路図ですが、ほぼ線路は道路沿いを走っているので同じような感じですね。

 

 

スワコップムントから首都ウイントフックへの鉄道の旅

鉄道を運営するトランスナミブ社の旅客サービスにはいくつかあるんですが、自分が今回利用したのはStarLineというサービス(車両)でした。鉄道の旅は基本的には夜行になります。というのは昼間は鉄道を貨物運送に使っているようでして、その帰り便を旅客に使用するシステムのようです。

 

基本的には毎日運航していまして、スワコップムント発20:45でウイントフック着が翌朝の7:00というタイムスケジュールになっています。ただほぼ時間通りにはいかないようで、自分が乗車した時も結局スワコップムントを出発したのが21:25くらいで首都ウイントフックに到着したのが、翌朝8:00前でしたね。時には2時間とかそれ以上遅れるとか聞いていたのでまあいいほうですね(;^_^A

 

こちらナミビアの鉄道の旅ではチケットを前もって購入する必要があるようです。日本であれば乗車するちょっと前に券売機や窓口で購入してすぐ乗車できるんですが、ナミビアでは違うようです。理由は分かりませんが当然券売機とかはなくチケットは窓口で購入なんですが、夜行で窓口が閉まってしまうからでしょうかね。

 

チケットはどの駅でも購入できます。自分はちょうど出張で首都に行ったときにウイントフック駅で購入しました。車両はエコノミークラスとビジネスクラスがあるのですが、自分はビジネスクラスの車両にしました。。。というよりは窓口のおじさんがしつこくビジネスクラスを進めてきたのでそれに負けたんですが。値段はN$161でした。スワコップムント~ウイントフック間のコンビの値段がN$140なのでちょっと割高ですね。

 

StarLine号をご紹介!

StarLine号の外観はこのような感じになっています。写真はウイントフック駅に到着した時に撮影したものです。写真の手前1車両の前方20席がビジネスクラスで間に洗面所をはさんで後方がエコノミークラスの座席となっています。

f:id:tsunablo:20160724184051j:plain

 

夜の車内はこんな感じです。びっくりした人もいるかもしれませんが、寝台ではありません。普通の座席タイプです(笑)。寝るときは座席を倒して寝ます。前方には小型のテレビがありましたね。それも乗車してすぐ11時前には消されましたが。

f:id:tsunablo:20160724184404j:plain

 

朝はこんな感じです。

f:id:tsunablo:20160724184639j:plain

 

ビジネスクラスとエコノミークラスの間にあるトイレ。

f:id:tsunablo:20160724184719j:plain

 

エコノミークラスの座席。ビジネスクラスとあまり変わらない気がします(笑)。

f:id:tsunablo:20160724185011j:plain

  

鉄道(夜行列車)の旅をする上での一番の注意点

一番注意してほしいのは、車内はものすごく寒いということです。寒さの原因は隙間風ですね。とにかく寒いです。厚着をしてくることは絶対ですが、毛布や掛布団、寝袋は必須ですね。自分以外のまわりの乗客は全員毛布か掛布団一枚もっていました。自分は幸い寝袋を持っていたのでそれにくるまって寝ましたね。座席タイプなので寝袋にくるまって座るという感じですが(笑)。

 

夜行列車の旅をお考えの方は、寒さ対策をお忘れなく。

  

まとめ

今回はスワコップムントから首都ウイントフックまでの夜行列車の旅についてご紹介しました。鉄道の旅では乗車チケットは事前に購入する(どの駅でも購入が可能)必要があるということ、運航スケジュールは一応あるが遅れることが多いということ、値段的にはコンビやタクシーで移動するのとあまり変わらないということ、とにかく寒いので寒さ対策が必要であるということを念頭において利用する必要があるかなと思います。

 

鉄道の利点としては車中泊になるのでコンビやタクシーで移動するよりも時間が短縮できて、その分観光や買い物に時間を使うことができることですかね。時間がない人にはお勧めですね。

 

それでは今回はこのへんで。

 

ここまで、お読みいただきありがとうございます。ブログランキングに参加しています。下記クリックしていただけると更新の励みになります。

↓↓↓↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へ