ナミビアでも健康食品が気軽に手に入る時代!
体を作る食事。途上国にいてもやはり体にいいものを摂取して健康に過ごしたいものですよね。日本では最近になって、有機とか無農薬栽培の野菜とか食品添加物の入っていない食材とか、体に害のない自然のものや体にいいものを摂りたいという健康への関心がある人達が増えてきましたよね。それから自然食品のお店や自然食材や有機野菜などを使ったレストランやカフェなどもたくさん出てきたように思います。自分もそんなレストランやカフェがすごく好きでよく通ってましたし、自然食品のお店によく行っては体にいい食材を買って料理をするのが楽しみでした。
でもそんな自然食品に関心のある人は(増えてきたとはいうものの)日本ではまだまだ少数で、そういう食品を取り扱う店舗、レストランはまだまだ少なく、やはりどうしても価格的には若干高価になってしまいます。日本でそんな状況なので、当然アフリカのナミビアでは自然健康食品なんてないだろうし、仮にあったとしてもボランティアの生活費でそんな高価なものは買えないだろうと思ってあきらめてました。
ところがその考えは全くの間違いでした。なんとナミビアでは健康への関心がとても高く、健康食品や食材が気軽に手に入るんです!今回はそんなナミビアの健康食品事情をお伝えしたいと思います。
専門店ではなくて普通のスーパーで安価に買える健康食品!
ナミビアに来て一番驚いたのは、日本のように専門の自然食品店とかではなくて普通のスーパーで健康食品が買えることです。
初めて健康食品を目にしたのは任地ヘンティスベイのスーパーなんですが、手に取ったバターに「Trans Fat Free」と書いてあるのに衝撃を受けましたね。「このバターにはトランス脂肪酸が含まれていませんよ」って意味なんですが、このトランス脂肪酸は心臓病や肥満などの原因になって健康に悪影響があるとされていて、アメリカでは全面禁止になったものです。日本ではトランス脂肪酸フリーのバターやマーガリンは自然食品店に行かないと買えないんですが、普通にスーパーに置いてあったのでかなりビックリしました。しかも高くなくて普通の価格です。それから色々な食材に下の写真にあるマークが貼ってあるんです。
このマークなんですがTHE HEART AND STROKE FOUNDATIONという団体が発行しているマークで、「健康によい(特に心臓に負担の少ない)食品」という意味だそうです。この団体は南アフリカに支部があるんですが、健康に関する知識のない一般消費者でもより簡単に健康によい食品や食材を選択してもらおうと始まった制度のようで、体によいとされるものが含まれている食材、反対に体に害のあるとされるものが入っていない食品に貼ってあるマークだそうです。
それから普通に玄米も売ってますね。まさか玄米まで売ってるとは思いませんでした。最近鍋で玄米を炊けることを知って、それ以来ずっと玄米食になっています。
○○フリーな食材やオーガニック食材がたくさんある!
ちょっと大きなスーパーに行くと、有機食材やさきほど書いたトランスフリー食材など○○フリーな食材が安く気軽に手に入ります。私の任地ヘンティスベイの隣にあるスワコップムントにFood Lovers Marketなるスーパーがあるんですが、このスーパーには健康食品コーナーがあって、オーガニックの食品やグルテンフリー、GMOフリー(遺伝子組み換えではない)食品や自然の食品(工場で精製されていない自然塩、はちみつ)や有機穀物、それから上で述べた健康マークの食品がたくさんが売られています。
グルテンフリーの小麦粉。
乳製品不使用のマヨネーズ。
人工精製していない自然の岩塩。
任地から近くて値段的にも高くないので、頻繁に買い物に行っています。
まとめ
今回はナミビアの健康食品事情についてご紹介しました。日本とは違って専門店ではなくて普通のスーパーで気軽に、そして安価に○○フリーな食品や有機食材などの健康食品を購入することができるナミビアの食環境なんですが、そこには健康への関心の高さを伺うことができます。その背景には政府のバックアップがあるんだと思いますが、率直に言って日本よりも健康関心度が高く、進んでいる気がしますね。日本もナミビアや欧米各国と同じくらい気軽に安価に健康食品を購入できる日がはやく来てほしいものです。
今回はちょっとマニアックな話になってしまいました。
今回はこのへんで。
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