つなブロ

青年海外協力隊として、ナミビアの大西洋に面した街ヘンティスベイで町づくりの手伝いをしています。協力隊活動に関すること、ナミビアでの生活に関すること、自分の住む街や訪れた街に関することなどいろんなテーマについてお伝えできればいいなと思ってます。

技術顧問への活動支援依頼をしてみた!

こんにちは。JICAボランティアには職種や指導内容分野別に技術顧問の人達がいて、我々ボランティアの活動に対する技術的支援をしてくれる制度があるんです。技術顧問はこれらの活動に対する技術的支援だけでなくて、要請内容の検討や募集選考、技術補完研修、訓練に対する技術的考察を行って、青年海外協力隊事務局に提言をする役割を担っているようです。

 

当然ながら私の職種である土木にも技術顧問がいるんですが、選考の技術面接の時と二本松訓練所での職種別の協力活動手法という講義の時の2回お会いしています。職種によっては技術補完研修の時にも会うことになるかと思いますが。

 

そんな我々協力隊の活動を支えてくれている技術顧問に、今回活動支援依頼をしてみたのでそのことについて記事にしたいと思います。

 

活動支援依頼制度とは

上述の通り、活動支援依頼制度は職種や指導内容分野別にいる技術顧問の方々に、協力隊事務局を通じて、活動に関する技術的質問や相談、情報提供依頼などをする制度です。

 

普段、我々協力隊は自分たちの持っている知識や技術をあるいはアイデアを生かしながら派遣された配属先の諸問題解決に取り組んでいます。決して背伸びをすることなく自分たちにできることをすればいいと個人的には思っていますが、しかしながら派遣された配属先で自分の知っていることだけで問題解決できることはほんの一握りで、大部分は自分の知っている技術を応用したり、プラスアルファのアイデアが必要であるように感じます。

 

考えてみればそれはすごく当然のことで、日本とは違う環境や条件で活動しなければならないんですよね。そんな状況で我々協力隊は任地で一人活動しなければならないわけです。インターネットを利用して関連情報を収集したり、同職種の隊員や元会社の同僚に助言を求めたり、色々とできることがあるわけですが、この技術顧問への活動支援依頼も自分たちにできることの一つです。

 

活動支援依頼の流れ

活動支援依頼は青年海外協力隊事務局の専用のメールアドレスへ相談内容をメールするだけなので誰でも簡単に申し込むことが可能です。隊員の方はボランティア調整員の方に活動支援依頼をしたいと言えばメールアドレスを教えてくれると思います。そのメールを受けた事務局が相談をする技術顧問を選定し、メールを転送してくれる流れになっています。その後技術顧問からの回答が再度事務局を通じて自分の元に届きます。

 

私の場合は相談してから1週間程度で回答が来ました。私の質問への回答は、関係機関や専門技術者への問い合わせを実施してくれていて、それを踏まえた技術顧問の見解と意見が書かれていました。問題解決への方向性がとても明確になり、すごく参考になりました。

 

私が思う活動支援依頼のメリット

やはり任地で一人活動をしていると自分の知識や経験が頼りなので、それに偏った解決方法や提案になってしまいますよね。でもなかなかうまくいかない。

 

活動支援依頼により自分以外の人の意見や助言をもらうことで、向き合っている問題を1歩外から眺めることができます。そうやって視野が広がるとその問題に潜む別の側面が見えてきたリするんですよね。問題解決への出口は1つと思っていたのが、実はいくつかあるといった具合に解決への糸口が見つかったりします。ほんと視野を広げることの大切さを実感しますね。

 

何でもそうですが、1人でやっているといつの間にか没頭してしまうんですよね。活動に行き詰っていたり、悩んでいる方は、視野を広げるためこの活動支援依頼制度を利用してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

今回は技術顧問への活動支援依頼制度について記事にしてみました。活動支援依頼は青年協力隊事務局へメールをするだけなので誰でも簡単に利用することができます。

 

技術顧問の方々からは的確な回答やアドバイスがもらえるだけでなく、その回答により視野を広げて悩んでいた問題や自身の活動を振り返ることができるようになります。そうして問題解決の糸口を発見したり、活動の方向性を定めることができるようになります。皆さんもぜひ一度活動支援依頼制度を利用してみてはいかがでしょうか。

 

それでは今回はこのへんで。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。ブログランキングに参加しています。下記クリックしていただけると更新の励みになります。

↓↓↓↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へ